考えすぎるアオの人生考察メディア

貯金ゼロ30代、京都で宿の開業を目指す話【宿ヤリタイ第1話】

どうも、また考えてたAOです。

「起業」と聞くと、たぶん多くの人は、練り上げた事業計画を作って、出資先を探し、オフィスを契約し、新品のスーツを着て仕事をしている人…みたいなものを想像しませんか?

だけど、私のいわゆる“起業までの道”は、旅館のフロントで、お客さんのフロントから客室まで走り回るようなところからスタートしています。到底まだ「起業」なんて言葉は私には大きすぎる。

でも、いつかのその時のためにこのブログに残しておきたいとおもって新たにブログカテゴリを新設しました。

元Webデザイナーが、なぜ旅館のフロントに立っているのか

私はもともと、Webデザイナーでした。

5~6年以上の経験をつけ、時にはお客様のところへ赴き、撮影したり、SNS運用もしたり。傍から見れば、安定して働けていたと思います。でもその仕事を手放して、今は旅館でフロントに立っている。
さらに占い師にもなって、こうしてブログも書きながら。

理由はシンプルで、いつか自分の宿をひらきたいんです。

小さな宿をつくる。旅の途中の人がふらっと立ち寄って、知らない誰かと言葉を交わせる、そういう場所。それが、ずいぶん前から私の中にある、自分の人生に必要な時間だと知っています。

「いつか」と言うだけで、何も始めていなかった

私はその「いつか自分の宿を」を、何年も、口で言うだけだった。

夢は、語っているうちが一番気持ちいい。傷つかないし、失敗もしない。資金が、物件が、経験が、と言い訳を並べて、「準備が整ったら」とつぶやいて、結局のところ一歩も動けていなかった。想像のなかでは何もかもがうまくいくし、将来は楽しいと思っていられる時間は幸せだから。

でもそれじゃああっという間に人生を終えてしまう。いつまで挑戦できる自分でいられるかも分からない。

回り道に飛び込んでみて、見えてきたこと

だから私は数年、個人経営の宿でノウハウを身に着けると決めた。

未経験で、いきなり自分の宿を建てることも出来るのだろうし、周りは「なぜすぐ始めないのか?」ということもしばしばある。
「やりたいならすぐ始めればいいじゃない。」
皆そういうけれど、その発言で行動した先の責任はだれも取ってはくれない。

パッと始めてみてうまくいくということもあると思いますが、それではギャンブルの要素が強すぎる。

それなら、まずは本物の現場に飛び込んで、宿という商売を内側から見せてもらおう。そして私は占い師としても活動しているので、こういう時こそ占いを活用してタイミングを見極める。
自分のやりたい事と勉強して得た占いの知識を合わせたとき、どうなるのかをみるのも含めて人生丸ごとやりたいことをやっていきたくて、まずはフロントに立っています。

そして、立ってみて気づいたこと。フロントというのは、宿という商売を、丸ごと見渡せる特等席でした。お客さんがどこで笑って、どこで困るのか。お金がどう動いて、人がどう動くのか。ここでしか見えない景色が、確かにある。

また個人宿だからこそ見えてくる課題を解決していくことも、これまでのweb・SNS制作の現場を活かしながら、未来の宿経営にも活きるノウハウを得られる素晴らしい機会なのです。

ようやく今、私は”起業までの道”の、一歩目に立っている気がしている。

このカテゴリで、書いていくこと

だからこの連載は、きれいな成功談として進んでいくのかはまだ分からない。

物件が見つからない話も、お金が足りない話も、誰かをうらやんで落ち込む話も、たぶん全部出てくると思います。整ったノウハウじゃなくて、まだ何者にもなれていない人間が、宿を始めるまで。その途中経過そのものを書いていきたい。

数年後、本当に自分の暖簾の前に立てているのか、私にも分からない。保証なんてどこにもない。

それでも、書きながら歩いてみようと思います。同じように、何かを始めたくて始められずにいる人。回り道の途中で立ち止まっている人。よかったら、しばらく一緒に歩いてくれたら、うれしいです。

また考えてたAOでした。